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seven dreamers challenge in Yonehara GC 2014

徹底的に修正したパッティングで好スタートをマーク

稲森佑貴にとって、昨日の練習ラウンドは、自分自身でも目を覆うようなゴルフであった。
特に酷かったのがパター。「練習ラウンドで、入れなければいけない1m前後のパターがことごとく外れていて、もし入っても自分がイメージする入り方と違っていたため、練習ラウンド後、パッティンググリーンで徹底的に修正しました」
その修正で見つかったのが手首の無駄な動き。ラインに乗せることばかりに気を取られ、小手先のストロークでパットをしていたという。
「ショットもたまにとんでもない引っ掛けや押し出してからのスライスが出たりしていて、それもすべてこの手首の動きが原因だったのだと気がついたんです」
そして、その修正として、アドレスしたら手首を一切動かさず、肩でストロークするという基本に忠実なパッティングの動きに立ち返った。
「その修正をしてから、1m前後のパッティングがイメージ通りに入るようになって、今日のラウンドでもそのパットに助けられました」
 その結果、8バーディ2ボギーの66ストローク。6アンダー2位タイという好スタートに繋がった。
 明日のゴルフについては「難しいことを考えずに、平常心でプレーしてきたいですね。パターも復活してきているので、自分に自信を持ってラウンドできたら…と思っています」
 復調のキッカケを掴み、最終日を迎える稲森。優勝争いというプレッシャーの中で、平常心を貫き通せば、頂点も見えてくるはずだ。

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