記事

日本オープンゴルフ選手権競技 2012

今週の平塚哲二はサンドウェッジを2本

この日、フェアウェイキープはわずかに1回。「パーオンは、たったの5回。どんなけ拾うねん、というほど拾いまくった」。今週、コースを見るなり、クリークを抜いた。代わりに2本のサンドウェッジ。

「ティフトン芝・・・やったっけ? あれに入れたら普通のではもう出ない。凄い深いラフでも出やすいのと、普通にフェアウェイから狙う用」。
2本絶対に必要だ、と読んだ。
もっとも、その工面には苦労した。

きゅうきょ、自宅に電話して、関空持ち込みの那覇空港受け取りは、その日のうちに受け取れる超・特急便を利用して用意したのは今季から参戦している欧州ツアーで、手に入れたものという。

「シード選手に配られるサンドウェッジです。フィル・ミケルソンも使っているのとまったく同じタイプ」と説明してくれたのは、コーチの内藤雄士さん。

「オートマチックに打てる」というそれは、普段はめったに使わない。「使い過ぎると下手になる気がして」。ほとんど自宅で眠っていることのほうが多いウェッジも、いよいよ出番。
「今週は、あれしかないやろう」と慌てて調達した。

それでも不安で、地元のゴルフショップに駆け込んだ。浦添市のるんるんゴルフ倶楽部の中にある牛島ゴルフスクール&ショップで1本1万2000円のサンドウェッジを、まけてもらって2本も買った。
それでようやく落ち着いた。

この日、使用したのは11ホール。「1回だけ失敗したけど、10回は拾えた」と、ボギー3つのバーディ1つで2オーバーの73に収めることが出来た。

「ひらって(拾って)ひらってひらってひらって・・・やっとのゴルフ。明日も拾いまくります」。
日本は6勝、アジアは3勝の実力者が二刀流でしぶとく食らいつく。


関連記事