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最優秀新人賞を受賞の藤本佳則が「来年はやりますよ!」

2012年シーズンは、先の欧州対アジアの対抗戦「ザ・ロイヤルトロフィ」をもって、全日程を終了した。今年は7月の日韓戦でも代表入りを果たした23歳のルーキーは、年の最後にチームは3年ぶり2度目の勝利に貢献した。

最終日のシングルスマッチプレーで、ドイツのマルチェル・シームに一時は3ダウンを喫しながら、そこから怒濤の3連続バーディで、大逆転の勝ち点を持ち帰ったのは藤本佳則。

「ヨーロッパの強豪と競い合えたのは、僕にとっても良い経験。楽しかった」と、万感の思いを噛みしめた。

最高のデビュー年となった。
今年は序盤から、再三の優勝争いで猛ダッシュをかけると6月の「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」で、99年のJGTO発足後としては最速タイの5試合目にして、当時22歳は、大会最年少V記録も達成した。

賞金ランキングは堂々の5位につけて、ツアー出場は3年以内、また通算30試合の選手の中からもっとも優秀な成績を残した者に贈られる「最優秀新人賞 島田トロフィ」を受賞した。

「1年目でここまでやれるとは思っていなかったので。良い1年になったと思う」。
支えてくれた仲間にも感謝した。
トレーナーの飯田光輝さんや専属キャディの前村直昭さん。「サポートしてくれたみんなのおかげ」と喜びに浸る一方で、「夏場に良い成績が残せなかった。それは今年の反省点」。

きっかけは7月に初メジャーを踏んだ全英オープン。それと世界ゴルフ選手権の「ブリヂストン招待」だ。たて続けに世界舞台を経験したことで、「自分もちょっとでも飛距離を伸ばしたいと思うようになってしまった」。
スイング改造に踏み切ったことで、メジャーを経験した選手の多くが陥りがちな不振を藤本も味わうことになった。

そのために、序盤は初優勝の勢いにまかせて、「今年は2勝したい」との目標も、断念せざるをえなかった。
デビュー年の結果としては、本来なら満点をつけてもいいところだが、規格外の新人は、中だるみの分もきっちり差し引き今シーズンの自己採点も「70点」。

このオフは自分を見つめ直して、スイングをしっかりと立て直す。苦手のショートゲームにも、もっと時間を割いて、マッチョな体もさらに鍛え上げるつもりだ。
「来年こそはやりますよ・・・!」。
身長165センチの小さな巨人は来季は年間2勝と言わず、3勝、4勝と自信を持って、勝ち星を重ねていく。

※「最優秀新人賞 島田トロフィ」を受賞した藤本には社団法人日本ゴルフツアー機構会長の海老沢勝二より記念のトロフィと、株式会社東洋丹芝園の取締役、澤井喬さまより賞金100万円と、副賞として「最強のサプリメント楊貴芝」が贈られました。

株式会社デサントの代表取締役、中西悦朗さまより「ランバンスポール カジュアルウェア」が贈られました。

※藤本のほか、各部門別ランキングで1位に輝いた選手たちは、今月3日に都内のパレスホテル東京で行われた「ジャパンゴルフツアー表彰式」でその授賞式にのぞむとともに、お世話になったスポンサーやファンのみなさまの前で、日頃の感謝の思いを伝えました。

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