記事

フジサンケイクラシック 2009

暫定2位の宮本勝昌が「そこだけは、遼くんに自慢出来る」と言ったが…

この日初日は2度の3連続バーディがありながら、「疑心暗鬼でやっている」と宮本。選手会長に就任して2年目。ツアーにまことしやかに流れる「選手会長をつとめた年は、成績が悪い」というジンクス。悪いイメージを払拭しようと“本業”で奮起するが、今年はセガサミーカップの3位が最高で、まだ勝ち星はない。
「良いショットもあるんだけど、それがうまくつながらない」というように、この日は18番でクリークに打ち込んでダブルボギーを打つなど浮き沈みが大きく、「スコアメイクが難しくて」と、顔をしかめる。
「送りバントを失敗したあとに、ホームランを打ったようなゴルフ」と通算3アンダースタートにも渋顔が消えないが、唯一、笑顔がこぼれたホールが570ヤードの3番だった。

石川遼が、開幕前から「今年こそ2オンに成功したい」と熱望していたパー5で宮本は、エッジまで252ヤードを乗っけた。
「いや、ほんとに右手前に乗っけただけという感じだったんですけど」と照れつつ、「ピンまで20ヤードくらいはあったけど、2オンしました」と胸を張った。

近頃の石川の成長ぶりに目を見張り、「日に日に上手くなっている。こないだ練習場で見たけれど、ますます飛距離も出ている」。

また先週のVanaH杯KBCオーガスタの戦いぶりにも触れて、最終日に13番でロストボールの憂き目を見ながら、すぐあとの14番でバーディを取り返したシーンを振り返り、「ああいうところが素晴らしい。遼ちゃんは、もう超一流の域ですよ」と、ひとしきり大絶賛していた宮本も、3番でそんな17歳に先んじて、「そこだけは、遼ちゃんに自慢する」とご機嫌で、ここから車で約40分の静岡県・御殿場の自宅に帰っていったのだがその約4時間後に、なんと石川もかのホールで初の2オンに成功して……。

こうなったら、スコアで凌駕するしかない!!

※この日、3番で2オンに成功した選手は宮本と石川のほかに、立山光広と、小山内護と小林正則の5人でした。

関連記事