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<昨年のハイライト>

<昨年のハイライト>

2003年大会の最終日は、通算13アンダーで首位スタートの宮瀬博文を、佐々木久行と兼本貴司が追う展開。そのうち、兼本が一時は3打差首位の逆転に成功した白熱の優勝争いは、結局、通算14アンダーで並んだ3人のプレーオフとなった。

その1ホール目、がっちりとパーをセーブした宮瀬がツアー通算5勝目。前年の2002 年、今大会で優勝を飾ったハワイ出身のディーン・ウィルソンはその年、米ツアーの Qスクールをみごとパスして母国ツアーへの本格参戦を果たした。さらに前々年2001 年のチャンピオン、田中秀道もまた然り。

そしてディフェンディングチャンピオンも、ファイナルQスクールの資格で今季米ツアーに挑戦している。

1年を占う上で、大事な位置づけとなるシーズン序盤のこの大会で勝利したプレーヤーは、その年、大きな転機を迎えるというのが定説となりつつある。

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