Tournament article

Novil Cup 2009

昨年のリベンジに向けて、佐藤えいちが開幕完璧スタートダッシュ

目標としていたノーボギーの完璧なプレーで笑顔の単独トップスタート
昨年はツアートーナメントの賞金ランキング77位とあと一歩のところでシード権を逃してしまった佐藤えいちがリベンジに向けて最高のスタートを切った。
シード権を決める事実上の最終戦となっている昨年のカシオワールドオープンの初日に5アンダー・67の好スコアをマークして、単独2位発進。2日目も70とスコアを伸ばして予選ラウンドを単独2位のまま決勝ラウンドに進出したが、3日目75、最終日は72とスコアを落としてしまい、結局11位タイに終わり、シード権獲得はならなかった。

シード権獲得まであと一歩のところまで戦った佐藤だったが、昨年末のQTファイナルで失敗し、今年は今のところ日本プロゴルフ選手権しか出場資格を持っていない。
そこで、今週、佐藤が狙っているのが『Novil Cup』優勝だ。それは優勝賞金の360万円が主たる目的ではなく、優勝することで6月4日から開催される「UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」への出場権が目当てなのだ。
ジャパンゴルフツアーのツアートーナメントでは、リランキング制度を採用しており、前半戦にツアートーナメントで活躍したフレッシュな選手が後半戦に出場出来るようになっている。
佐藤は『Novil Cup』優勝。そして「UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」で活躍し、リランキングで優先出場順位をあげて、昨年果たせなかったシード権獲得への再チャレンジを狙っている。
そのリベンジへの第一歩がかかる『Novil Cup』。残り2日、佐藤のプレーから目が離せない。

関連記事