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フジサンケイクラシック 2009

ディフェンディングチャンピオンは「そのうちまた必ず戻ってきます!」

昨年は東北福祉大のひとつ先輩・岩田寛と通算13アンダーで並び、プレーオフを制した。涙のツアー初優勝から1年。
ディフェンディングチャンピオンは今年、通算12オーバーは103位タイで予選落ちをした。

「シーズン序盤は毎年出遅れるけれど、いつもこの大会からきっかけを掴んでいる」と、今年も昨年の再現を誓って大会を迎えたが、思い通りにはいかなかった。

予選2日間は、やはり大学の先輩の谷原秀人と、先週、ツアー通算2勝目をあげたばかりの後輩の池田勇太とのラウンドを大いに刺激にしてスタートしたが、上昇気流は来なかった。

黙々と、帰り支度をしながら藤島は「一生懸命やった結果なので、受け止めたい」と男らしく話した。
「人はいろんな挫折を味わって成長する。そして次に勝つときは、初優勝のときよりも大きな喜びと感動を、見ている人にも感じてもらえるはず。乗り越えられるときは、きっと来る」。
そう言い残して、富士桜を後にした。

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