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つるやオープンゴルフトーナメント 2009

杉原輝雄が「18ホール、完走できて嬉しい」

史上7人しかいない永久シード選手の中で最年長プロ。このつるやオープンで52年目のシーズンを迎えたドンは、82と大きくスコアを崩したものの、「18ホール完走できて良かった」と、笑顔を見せた。

この冬は、リンパ節への転移が認められた癌の放射線治療をスタートさせたものの、あまりのつらさに途中で断念。
不安の中で開幕を迎え、前日水曜日のプロアマ戦では腰の上に痛みを覚え、「怖くて振れない」。
そう訴えていたが、前夜のケアのおかげでこの日は痛みもさほどではなく、「思い切り振れたのも良かった」。

フェアウェーからの直ドラで懸命に距離を稼ぎ、けっきょく獲れず仕舞いだったとはいうものの、3番や16番でバーディチャンスを作り、地元・関西のファンを沸かせた。

「頑張れよとか、無理な注文も中にはあったあけど(笑)。逆に、無理するな、とか暖かい言葉をかけてもらって楽しく回らせてもらいました」と感謝していた。

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