オリンピックを目前にした中国・北京郊外の「パインバレーゴルフリゾート＆カントリー」で今週８日（木）から行われる『パインバレー北京オープン』は日本ツアー初の海外開催トーナメント。
昨年は中国ゴルフ協会（ＣＧＡ）と、アジアンツアー（ＡＴ）の公認で行われた今大会に今年は新たに日本ゴルフツアー機構（ＪＧＴＯ）が加わり、賞金総額も一気に２倍の100万USドル（約１億円）に。
又、中国、日本、およびアジアだけでなく世界各国から156人（JGTO枠６０名、アジアンツアー枠６０名、中国ゴルフ協会枠３６名）のトッププレーヤーが集結する今大会での日本人選手の活躍にも注目が集まっている。
初の海外トーナメント開催を前にして（社）日本ゴルフツアー機構　山中博史 専務理事は「JGTOには国内のゴルフ界全体を活性化する使命があります。そのキーワードの一つともいえるのが、“海外で活躍する選手“の輩出です。これまでにも、日本ツアー国際化の一環として『アジア・ジャパン沖縄オープン』を開催してきました。その際はアジアンツアーの選手が沖縄に来てくれましたので、今度は日本側から国外に飛び出そうというのが『パインバレー北京オープン』です。国際化に向けた土壌、ステージを作り、そこに選手を送り出すという意味で、今大会は国際化への一つのステップになると期待します。」と、コメント。
優勝者は賞金のほか、ヨーロッパツアーとの共催試合を数多く開催するアジアンツアーのシード権が獲得できるなど、より大きな舞台への足がかりにもなりえる今大会。
２００６年度には『ボルボ・チャイナオープン』の優勝からヨーロッパツアー最終戦『ボルボ・マスターズ』優勝、そして翌２００７年度のマスターズ初出場を果たしたJ・M・シン（インド）のように活躍の場を広げてきている選手がいるなか、今回の参加選手たちにとってもこの大会は大きな成功の入り口となるかもしれない。

尚、この大会の模様はゴルフネットワークより下記の日程で生中継されます。

パインバレー北京オープン
【放送日】
1日目　5/08（木）15：30〜18：30
2日目　5/09（金）15：30〜17：30
3日目　5/10（土）15：00〜18：00
最終日　5/11（日）15：00〜18：00
※再放送あり

• Ｊ・Ｍ・シン