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サン・クロレラ クラシック 2008

石川遼が1オンイーグル

通常、359ヤードの14番パー4はこの日、30ヤード前方のティグラウンドを使用。石川の歩測で329ヤードからのティショットは、「トップの位置や、ヘッドスピードを変えてまで、届かせようと思ったわけではなかったけれど。いつもどおり、いいスイングが出来た」と、至ってクールな自身初の1オンイーグル。

朝早いうちはアゲンストの風も、石川が打つ番にはフォローの風。
左サイドからせり出す林も、「ドライバーで、障害物をどんどん超えていける絶好の条件」を生かし、手前2.5メートルに乗せて、これを沈めた。

「このイーグルに救ってもらった」。
余裕を持って“小樽のアーメンコーナー”を迎えることができた。

池に入れた16番のダブルボギーはもちろん悔しいがそれも「予想外に取れたイーグルのおかげで割り切れた」という。
イーブンパーの10位タイスタートに、「1オンが狙えるチャンスホールあり、難しいホールもあり・・・。グリーンから組み立てたり、攻略しがいのある素晴らしいコースでプレーが出来ることが幸せですね」。

今年1月にプロ転向したばかりの16歳にとっては、毎週が初体験のコースだが、ツアー屈指の難コースにもほとんど戸惑いを見せず、順応していく様子が頼もしい。

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