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ダンロップフェニックストーナメント 2008

2位タイのヘンリク・ステンソン

石川遼とともに、インコースからスタートした11番でいきなり池ポチャ。14番では3パットとボギーが先行したが、「なんとかしのいで良いスタートが切れた」とステンソン。

2007年のWGC「アクセンチュアマッチプレー」で世界の頂点を極めたスウェーデン出身の32歳
は、2位タイに一応は満足しつつも「ゴルフは短距離走ではなくマラソン。まだまだ先は長いよ」。
昨年、初出場の今大会で13位タイのリベンジを期待する声を、軽くいなした。

同組で回った17歳について「毎週たくさんの人に追いかけられて、きっとつらい思いも多いだろうね」とちょっぴり同情。
そして、賞賛。
「17歳とは思えない素晴らしいプレー。将来、必ず凄い選手になるよ」と、太鼓判を押していた。
「明日も一緒に頑張りたいね」。

ヘンリク・ステンソン
1976年4月5日生まれの32歳。スウェーデン出身。
2000年に欧州チャレンジツアーの賞金ランク1位に輝きレギュラーツアーに昇格。世界に名を轟かせたのは、2007年だった。
ドバイ・デザート・クラシックと世界ゴルフ選手権アクセンチュアマッチプレーで頂点に立ち、欧州ツアーの賞金ランクは自己最高の4位に。
今季は優勝こそないものの、欧州ツアーではトップ10入り10回。優勝争いの常連は、賞金ランク5位につける。
安定した成績が評価され、自身2度目のライダーカップのメンバーに選出された。
現在はドバイ在住。コーチのピート・オーウェンに師事している。
今大会は昨年に引き続き2年連続の出場。
身長187センチ。体重90キロ。

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