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日本プロゴルフ選手権大会 2006

近藤智弘「ダブルボギーより、たくさんバーディを取ることのほうが大事」

ホールアウトした時点では、3打差の首位に尾崎直道がいた。思わぬハプニングで、直道がコースを去った。
「とても気の毒だけど・・・僕には嬉しい!」。
まだ午後スタートの組がホールアウトしていなかったが、その時点での単独首位に素直に喜んだ。

この日は1イーグル7バーディを奪う一方で、16番ではダブルボギー。パーセーブしたホールは6つしかなく「とても忙しい1日」(近藤)ではあったが、「これが僕のプレースタイルだから」と胸を張った。

「オールパーのラウンドよりも、僕にはむしろこういうプレーのほうが充実している」という。
「多少のボギーを打っても、たくさんバーディを取ることのほうが大事。それで結局イーブンパーに終わったとしても、爆発する可能性があるってこと。そういうゴルフのほうが、ツボにはまったときにチャンスが多いって、僕は思ってるから」。

待ちに待った初優勝が、プロ日本一のタイトルなら最高だ。

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