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GDOチャレンジカップ 2005

谷 昭範が逃げ切りV!チャレンジ初優勝を飾る

左から石坂信也氏(GDO代表取締役社長)、優勝した谷昭範、金田武朗氏(GDO取締役副社長)、JGTO渡辺専務理事
GDOチャレンジカップ(賞金総額1000万円、優勝賞金180万円)最終日は、宍戸ヒルズカントリークラブ西コース(茨城県西茨城郡友部町)にて、予選を通過したツアープレーヤー60人、アマチュア3人、計63人の選手が参加して行われた。

初日トップだった谷昭範(たに・あきのり 30歳)がこの日も4バーディ、2ボギーの2アンダー68で回り、通算7アンダー133でチャレンジ初優勝を飾った。2位には2打差の5アンダー135で中田範彦(27歳)が入った。
尚、ベストアマチュアには青木正一が通算10オーバー150で輝いた。青木氏は開催コースのメンバーでこの日が38回目の誕生日だった。
また、前日16番ホール(188y)でホールインワンを記録した辻村明志(つじむら はるゆき 29歳)に賞金5万円が主催者(ゴルフダイジェストオンライン)より贈られた。

前半3アンダー32でターンした谷は、一時2位を3打離していた。しかし、中田が10,12番バーディ(11番はボギー)と詰め寄ってくる。対する谷は13番で3パットのボギー。「13番でしびれていて、自分が(優勝を)意識しているのがわかった」とパターが入らなくなった。
この時点で1打差。17番ではティショットを右のラフに入れ、ボギー。ついに並ばれてしまった。しかし、ここで開き直ることができた。「プレーオフを覚悟した」
18番はその予習のつもりでプレーした。残り140ヤードの9Iで打った第2打は、ピン手前3mについた。同じ組でプレーする中田のプレーは気にしていなかった。中田はティショットを右のラフ、第2打もグリーンに乗っただけの位置。無理にせめていく必要はなかったように思えたが、「攻めていくことしか考えていなかった」
ややフックラインのバーディパットを見事に決めた。
「うれしいです」
これでチャレンジトーナメント賞金ランキング6位に浮上。来年のツアー出場権(チャレンジ賞金ランキング5位まで)が視界に入ってきた。「チャレンジシードが獲れるように、がんばります」チャレンジは残り4試合。あともう一息でビッグチャンスをつかむことができる。

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