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2016年クォリファイングトーナメント(QT)が終了

 1999年より始まった、トーナメント出場の資格を獲得することが出来る唯一の予選会であるクォリファイングトーナメント(QT)がこの日終了した。
 
 予選ラウンドを突破した97名は、ツアー前半戦の出場が見込まれる35位以内への一つの目標と捉える。多くの選手が少しでもスコアをのばそうと意気込むが、この日の平均ストロークは『72.12』と、やはり6日間の内で最も過酷なコンディションともなれば、思うようにスコアをのばすことは難しかったようだ。QTでの結果が来年の出場優先順位となるため、一つでも上に行きたい多くの選手達には悔しさの残る結果となったかもしれない。そんな中で42歳のベテラン谷昭範が最終日に2つのイーグルを奪い、この日のベストスコアとなる65をマークし、69位タイから一気に30位となり、35位以内に逆転で滑り込んだ。「行くしかないなって、最初からガンガンいきました」と話し喜びを表した。
 また4アンダー68、通算21アンダーでQT5位となった浅地洋佑は、「一安心です。また来年もツアー出ることが出来て、何だか感慨深い。」と同じくホッと胸をなでおろした。その他にも今年の開幕前にケガで出遅れた額賀辰徳は3アンダー69、通算19アンダーでQT9位となり、「引き続きこのプレーを続けていけば、ツアーでも上位にいける」と自信を見せた。

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