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〜全英への道〜 ミズノオープン 2002

< 上位選手のコメント&トピックス > 「ここは得意じゃ、なかったはずなんだけど…」

首位タイの宮瀬博文、苦手コースでの好発進に「勝って全英!」
 今大会の会場が、岡山の瀬戸内海GCに移って今年で5回目。
 「実は、そのうち僕の予選通過は、過去1回だけ(苦笑)ここは得意じゃ、なかったはずなんですけどねえ…」と首をかしげる宮瀬が、好発進だ。
 「僕にとってここはとても難しいイメージがあり、それなのに、みんなはすごくスコアを出してきて、いつもそれに届かなかったんです。去年までと、何が違うわけでもないのに、今日はスコアが出ましたねえ」
 振り返れば、距離感の勘違いも、多少、災いしていたという。
 海からの強風が吹くことが多いので、イギリスのリンクスコースのように、通常より、ピンの長さが約30センチ短い。
 そのため、グリーンまでの距離が実際よりも遠く見え、宮瀬の場合は、「特に150ヤード前後の距離感が難しかった」という。
 目の錯覚に惑わされないよう、また、「欲をかいて無理をしないよう」注意して挑んだこの日初日は、ショットも冴えて、ノーボギーのゴルフ。
 現在、全英オープン日本予選ランク9位で、自身2度目のメジャー挑戦は、今週の成績次第。
 「もちろん、欲はある。勝ってぜひ、ミュアフィールドに行きたい」と、張り切っている。

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