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住地ゴルフチャレンジトーナメント 2025

単独首位でスタートした福住修は終盤の痛恨のボギーで沈む

15アンダー単独首位でスタートした福住修。予想通りの伸ばし合いの最終日となったが、焦る気配はなかった。

1番、2番と無難にパーで終えると迎えた3番パー5でイーグルを奪取。この日初めてスコアが動く。後半に入り13番までパーが続いたが14番ホールから3連続バーディで優勝争いを引っ張る。この時点でスコアを22アンダーにしたが、他にも22アンダーがいることはなんとなくわかっていた。17番ホールでこの日初めてのボギーを叩き、最終ホールはイーグルでプレーオフという追い込まれた状況になり万事休す。

「結果的に17番のボギーが痛かったですね。でも1つくらいはボギーを打つのはしょうがなかったかなと思います」。

惜敗に悔しさは滲み出ていたが、それでもルーキーイヤーに優勝を狙える位置で戦えたことが大きな収穫になったと振り返る。

今年はプロ初年度。やはりアマチュアのときとはレベルも雰囲気も異なる。そこに対応することで精一杯で、自分らいしいゴルフが徐々にできなくなっていた。知らず知らずのうちに狂い始めていたスイング。得意だったショットで思い通りの攻めができなくなっていた。そんな中で改善点が見えたのが今週の話だ。

 

優勝こそ逃す形となってしまったが、スイング面で掴んだヒントに対して確信を持てたことは間違いない。まだまだシーズンが長く続くだけに、自信を取り戻し始めた福住のプレーは要注目だ。


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