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Shinhan Donghae Open 2025

ヤン・ジホが首位、ヨンハン、大槻、吉田が4アンダーで3位。石川は56位タイ「巻き返したい」

韓亜日3ツアー共催の「Shinhan Donghae Open」が開幕し、JGTO選手としても活動する韓国のヤン・ジホが、タイのダンタイ・ブーマと5アンダーで並び、首位発進した。

そのほか、4アンダーの「68」で回ったホストプロの宋永漢(ソン・ヨンハン)と、大槻智春(おおつき・ともはる)と、吉田泰基(よしだ・たいき)が3位につけた。

さらに、3アンダーの12位タイには、永野竜太郎(ながの・りゅうたろう)木下稜介(きのした・りょうすけ)ら。

石川遼は、13番のパー3で2オン3パットのダブルボギーを叩くなどイーブンパーの56位タイと出遅れ。
「ショットもそんなに悪くなかったですし、グリーンの読みがちょっと合ってなかったかな、と思いますがまだまだチャンスがあると思うので、あす巻き返したいなと思います」と、2日目以降の挽回を期した。



◆Shinhan Donghae Open
大会としては今年41回目。2019年から韓国とアジアと日本の3ツアー共催としてスタートしてから5回目。
各ツアーから上位約40人ずつが集まり、しのぎを削る。
コロナ禍で韓国ツアーの単独開催となった20、21年大会を除いて、過去4回のうち、唯一日本開催(奈良県・KOMACC)となった22年は、比嘉一貴(ひが・かずき)が優勝。その年、賞金王の大きな契機とした。
韓国のクラブ72カントリークラブで行われた昨年大会は、平田憲聖(ひらた・けんせい)が、前週の「フジサンケイクラシック」に続く2週連続優勝を達成。帰国後に「パナソニックオープン」でも勝ち、9月の月間3勝で盛り上げた。
今年は、韓国仁川のジャック・ニクラウスゴルフクラブコリアが舞台。周囲に高層ビルを眺めるリンクスコースは、2015年のプレジデンツカップや、欧州・DPワールドツアーの開催コースにも選定されている。

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