先週の『ＢＭＷ 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ』で6位タイに入った古川龍之介。今週は現在の拠点となっている福岡での試合なだけに、いい流れで優勝を狙いたい。

先週の舞台となった宍戸ヒルズカントリークラブ 西コースは自分にとって相性が良かったと振り返る。

「その前のミズノオープンは予選落ちだったんですが、ああいう広いコースは昔から苦手意識があるんです。疲れ方も全然違っていて」。

コースが広いと、無意識に振れてしまう。それを繰り返すことで知らず知らずのうちに体に負荷がかかっているのだろうと古川。その証拠に距離的にはミズノオープンよりもツアー選手権の方が長い設定にも関わらず、楽にゴルフができていたと振り返る。

「メジャーのようなラフが深い設定も自分にとってやりやすい要素なんです。ラフからのショットが下手なんですけど、あれくらい深くなると一律でラフからのショットは難しくなるので、いい意味でフェアウェイに置かなければならないことにフォーカスできる。そういう意味で、今週はラフがそれほど深くはないんですが、ティショットをしっかり打っていかなければならないので、チャンスはあるかなと」。

隅々までよく知る芥屋ゴルフ倶楽部で初の栄冠を狙う。

• 古川 龍之介