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日本プロゴルフ選手権大会 2025

生源寺「やっぱり、違ったのかな」タイトルの重みを痛感したプレーオフ敗戦

生源寺龍憲(しょうげんじ・たつのり)は、初Vの開幕戦に次ぐ日本タイトルでの通算2勝目を逃した。
清水大成(しみず・たいせい)とのプレーオフ4ホールで敗れた。




最終日をノリスと並ぶ首位で出て、スタートの1番で3打目をピンにくっつけOKバーディ。
早々に単独トップに躍り出るなど前半3つ伸ばしてV争いをけん引したが11番で、強く吹き始めた風をジャッジミス。奥に落としてダブルボギーを叩いた。

「流れが変わった」と感じた。
同学年の清水に逆転を許した。
一時は3差をつけられた。

「そこまでかなり危なげなくプレーできていたと思いますけど、ちょっとしたミスショットで流れが変わってしまう」。
苦しみながらも、上りの17、18番でしぶとくパーを重ねてプレーオフに持ち込み粘ったが、ティショットを左のラフに入れ、2打目が今度は右ラフに行き、第3打もグリーンに届かず、4打目のアプローチはピンを大きくオーバー。
パーセーブを逃して敗戦した。

開幕戦「東建ホームメイトカップ」で初優勝を飾ったあとも4位T、6位T、5位Tと一度もトップ10を外していない。
「いつもと変わらずプレーしているつもりでしたがやっぱり雰囲気とか、選手たちの意気込みももちろん違うしセッティングも。そういうのは感じながらの4日間だったのかな、と思います」。
5年シードがかかったタイトル戦の重みを痛感した惜敗となった。


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