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長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント 2022

キツネとの遭遇。星野陸也「ゲリラゴルフ」で逆転Vへ

上がりの17、18番で連続して獲るなど、3日目は6バーディ1ボギーの「67」。
通算8アンダーまで伸ばしたが、星野陸也(ほしの・りくや)にはスコアほどの手応えがない。


袖がキツネ色



「良くこのスコアで上がれたな、と。はちゃめちゃなゴルフをしている。ゲリラみたい」と称する内容は、池あり(16番)、チップインあり(14番、18番)、「初日は、3オーバーまで行きながら、2アンダーまで戻せて来られたり」と、乱高下の連続でも「上手く切り替えができている」と、最終日にチャンスを残せた。


大会は3年ぶりに実現した有観客開催で、北海道ならではのお客さんにも遭遇していた。

練習日の9番ティでひょっこり現れた子ギツネは、地元出身の友人プロによると、人なつこく、追い払っても逃げず、プレーヤーがティアップしたボールをくわえ獲るまでその場を離れないそうで、星野も2個犠牲にしてなんとかティショット。


抱腹の一部分を自身のインスタで公開したところ、ネットニュースに取り上げられるほどの反響があり、多くのゴルフファンを癒やした。

本戦が始まると不思議と姿を消すそうで、その後は見られていないがキツネもたわむれる豊かな大地で、賞金3位の星野に大チャンスだ。


今週は、昨年覇者で賞金1位の比嘉一貴(ひが・かずき)と同2位の桂川有人(かつらがわ・ゆうと)が揃って予選敗退している。

首位とは6打差に開いたが、「まずは今年1勝。明日しっかり良いゴルフをして逆転できるように頑張ります」。
大逆転のV賞金2400万円を加えれば、一気にトップに躍り出る。


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