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稲森佑貴が通算3勝目。日本一曲げない男は和合でもまっすぐ! 

プロ12年目の稲森佑貴(いなもり・ゆうき)が2020年「日本オープン」以来の通算3勝目を、伝統と格式の和合で飾り、「勝ちたかった試合のひとつ。ここで勝てて本当に良かった」と噛みしめた。

 

首位と2打差の3位タイから出て最後は3差の独走だった。

 「我慢、我慢でショットとパットも決まってくれた。正直、自分でもびっくりするくらい出来すぎのゴルフができた」。

 

日本一曲げない男は、豪雨を合図に仕掛けていった。

本格的に降り出した8番で6メートルを沈めて1打差。

さらにピンそばの9番で追いつくと、10番でついに逆転。

ハーフターンを挟んで3連続バーディを契機に、突き放しにかかった。

 

12番で2位に3差をつけると、14番で2打目を木に当てラフに落とすピンチも寄せワンパー。

 

125ヤードからピッチングでピンそばにつけた16番は圧巻だった。

17番パー3も6アイアンで2メートル半にくっつけ、連続バーディ。大豪雨の難条件で楽々と逃げ切った。

 

6季連続のフェアウェイキープ1位で今季もすでに快走し、今大会でももちろんダントツ1位。

 10位タイで“和合デビュー”を果たした2015年から予選落ちがなく、大会自己ベストの9位タイに入った昨年と合わせてトップ10は2度と、コースとの相性はすでに実証済みだった。

 

大会は3年ぶりの有観客試合で拍手と歓声を浴びて、「プロは応援していただいて初めて力を発揮できる。声援のおかげで回りきることができて、感無量です」と喜びと共に、「こんなに大雨の中、足を運んでいただき本当にありがとうございました」と、感謝と労いも忘れずに伝えた。



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