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監事のミッキーこと阿久津未来也が63「100点に近いゴルフができた」

13日の火曜日に、男子ゴルフで今年から始めた「ABEMA」による練習ラウンドの生ライブに出演。

 

選手会副会長で、日大先輩の堀川未来夢(ほりかわ・みくむ)らとにぎやかに番組を盛り上げたが、監事のミッキーこと阿久津未来也は本戦を前に一抹の不安を残していた。

 

パンパンに仕上がったグリーンは、どこから打っても寄る気がしない。

「スピン量の関係もあり、僕は硬いグリーンがあまり得意ではないので先輩たちとヤバいよ、バーディホールがないよ、と。パーで耐えて、ロング(パー5)3つで取って、やっとという感じだよ」と、戦々恐々だった。

 

だが、ふたを開ければ9バーディの「63」。

これだけ快調にスコアを伸ばせばむしろ、「17番のボギーが悔しいくらい」と、つい欲も出るが「チャンスをすべてものにすることができた。100点に近いゴルフができた」と、2位と1差の単独首位で飛び出した。

 

昨季はトップ10入りが2度。

賞金ランク27位でプロ5年目の初シードを実現させたが、本人には「悩みに悩んだ」末だった。

 

「自分の武器」と自負するパットが不振で「去年はずっとよくなかった」という。

 

それが、今季開幕初戦の「東建ホームメイトカップ」で一気に大会平均パット3位まで回復してこられたのは、同大会で久しぶりに再開した幼なじみのおかげという。

 

日大同期でQTランク25位の金智宇(きむ・じう)は、現地で欠員を待つウェイティングの2番目で、惜しくも同大会の出場機会は逃したが、阿久津に置き土産をしてくれた。

 

「左の爪先を開いて構えて、素振りもボールを見ないでカップを見てごらん」と、言われて効果てきめん。

引っかけるミスが消え、左に打ち出していくイメージが描けるようになった。

「日に日に感触がよくなって、4日目(最終日)にはつかめたものがあった」と、良い流れで今週も乗り込めた。

 

開幕前日までカチコチだったグリーンが、前夜の雨でソフトになったこともスタートダッシュが切れた大きな要因。

 

18番では一つ前で上がっていた堀川がフォロワー19万人超を抱えるユーチューバーに早変わり。スマホで駆けつけバーディ締めの勇姿を動画に収めてくれた。

 

シード1年目の今季は、選手同士の得票数で選出される選手会の監事に初就任。

「本当は、理事での入選を目指していたけれど。監事でも男子ゴルフのためにできることはきっとある」と、堀川らと一緒に盛り上げていきたい気持ちは人一倍だ。

 

「プロになりたての頃よりも、少しですけど声をかけて頂く回数も増えた。プロゴルファーなんだと実感できるし、アスリートとしても嬉しいこと」と喜ぶ反面、「シード選手の責任や、プレッシャーも少なからずある。今年は、初優勝を目指して頑張りたい」。

結果で応えることが、何よりの宣伝と心得ている。


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