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「桃子さんに続け」熊本出身の永野竜太郎が6年目の決意

熊本県出身の永野竜太郎(ながの・りゅうたろう)は、大地震から6年目にあたるこの日を3バーディ2ボギーの「69」。
2アンダーとし、「まずまず無難なスタートができた」と、安堵した。



あのとき最大震度を記録した益城町(ましきまち)の出身で、6年前の発生時は、ちょうどシーズン開幕戦の大会初日。
安否を気遣いながら、同郷の重永亜斗夢(しげなが・あとむ)と、ちぎれる思いでV争いを繰り広げた。



あれから、どんなに時が経っても、当時の記憶が消えることはない。



先日は約5年ぶりに、知人を連れて熊本城内を散策。前回よりさらに、見学できる範囲が広くなっていたのは嬉しかった。

「益城(ましき)もどんどんきれいになって、新しい家が建っている」と、復興を実感する一方で「きっと、まだまだ苦しんでいる方はいらっしゃると思う」と、心を寄せ続ける。



先週の女子ツアー「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」では「ちっちゃいときから一緒に練習してきた」という2つ先輩の上田桃子さんが優勝。
「今はそういうのが一番、みんな喜んでくれるのかな」と自分も今季こそ、ツアー初優勝で地元に吉報を届けたい思いでいっぱいになった。

「桃子さんだけじゃなくて、智恵ちゃん(有村智恵さん)もりっちゃん(笠りつ子さん)も、入れ替わりの激しい今の女子ツアーで頑張っている」と幼なじみの顔を思い浮かべて「本当に凄いな、と思いますけど、僕も頑張らないといけません」と、6年目の決意を新たにした。


6年目も前を向いて

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