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ANAオープンゴルフトーナメント 2021

浅地洋祐はお米を炊いて、お刺身買って。今年は手作り勝負メシ

噂の輪厚(わっつ)ラーメン。美味しいですよ!
前回覇者の勝負メシ。
「ここに来たら、一回は食べとかないと!」と、浅地洋佑が開幕前日の昼食に、迷わずオーダーしたのはコース名物の「輪厚(わっつ)ラーメン」。

この日は、練習ラウンド後に取材の要請があったが、一緒に回ってきた香妻陣一朗に「多分、10分くらいで終われる。悪い、頼んでおいて!」と、すべては計画通り。

コロナの影響で中止となった昨年大会について「さみしかった」と語り、待ちに待った2年ぶりの開催には「やっとここに戻ってこられたという感じ」。

2年ぶりの輪厚コースは相変わらず白樺を抜ける北海道の風が心地よく、そしてそれがまた、戦略性を高める。
「このコースはいつも、スコアが団子になりますので、とれるところでしっかりとって、ボギーを打たないように」。

コロナの自粛期間中に極めてきたドローボールで、その年5月のツアー初優勝からさっそく2勝目を飾った一昨年とはまた違った攻略も、期待できそう。

1年越しに狙う連覇に向けて「気合が入っています」。

報道陣の前でしっかりと意気込みを語り尽くすと、足早で吹き抜けのレストランへ。

ひとつ空いたテーブルには、懐かしいミソスープのにおいが湯気を立てている。
「来たとこですよ」とタイミングもばっちりと、「陣、ありがとう〜」と、頼んでおいてくれた香妻にも両手を合わせていただきます!
「いっぱい乗った岩海苔がおいしいんですよね」と、フーフーしながら2年ぶりの美味を堪能できた。

本当ならこのまま夜も、北海道グルメに舌鼓を打ちたいところ。
だが、コロナ禍の今はじっと我慢と、外食を極力控えるかわりに今年5月から、浅地が転戦のお供にしているのが、自動炊飯器だ。

「こう見えて料理男子」と朝炊いて、朝・昼食用におにぎり6個。
「ふりかけとか混ぜて、自分で握る」。
たまに、余分に作ってキャディさんにもおすそ分け。

夜は夜で、近所のスーパーで調達してきた総菜をおかずに一人メシ。
「さみしい? いえいえ、楽しいですよ。独身時代から、けっこう作るのが好きだったし、得意料理は餃子です。具材で”味変”できるから、便利なメニューですよね」と、なんだかとっても手慣れた感じ。

「今週は、お刺身を買うのが楽しみです。北海道ならスーパーで売っているのも、きっと一味違うと思う!」。
1年越しの勝負メシも、きっと一味もふた味も違うと思う!

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