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〜全英への道〜ミズノオープン 2025
ロイヤルポートラッシュを知る男・浅地洋佑「コースメモも取ってある」2度目の聖地へ
5大会ぶりの聖地へ。
浅地洋佑(あさぢ・ようすけ)が、6バーディ、ボギーなしの「66」で回り、首位と1差の6アンダーで、2位タイ発進した。

特に、5月最初の「中日クラウンズ」で自身4年ぶりの通算4勝目を飾って以降に、「スタート前のルーティンが出来た」と、好調キープ。
2年前から師事する植村コーチと取り決めた朝練メニューは、
1)右手打ち⇒左手打ち⇒両手で2メートルをまっすぐ打つパット練習を10分
2)長距離のパット練習を15~20球⇒打撃場へ
3)右腕の角度を矯正する器具を装着し、測定器を見ながら5ヤード刻みで30~50ヤードのショット練習
4)その後の長いクラブの練習は右腕の位置を気にしながら。
※小技の名手の天才肌は、「良いイメージで行きたいので朝は打ちたくない」とアプローチ練習はあえて省略します
5)最後は3メートル前後のパット練習で仕上げ。10~15球ほど転がしてスタートに向かう。
以上のメニューを毎日、愚直にこなすことで、「きょはここがいい、ここが悪いとすぐわかるし修正も速い。スタート前の自信もつきやすい」と、利点を挙げる。
「やっていることは間違っていない」と思えることで、コースに出ても迷わない。
上位3人が「全英オープン」の資格を得る本大会。今年の会場となる、北アイルランドのロイヤルポートラッシュは、初開催の前回2019年に、浅地が初出場&初予選通過を果たして日本勢最上位の結果(67位)を残したコースで、「今もコースメモを持っている」。
練習ラウンドではガルシアと一緒になり、「NARUTO」や「ワンピース」など日本のアニメ話で盛り上がった。
「チームで一軒家を借りて楽しかった」と記憶なら、いくらもたどれる。
「もちろん、もう1回行きたい気持ちはあります。でも、今はまだあんまりそこに集中しすぎないように。最後のハーフで狙えるところにいれたらいいな」と、気負わない。














