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関西オープンゴルフ選手権競技 2025

社会人ゴルファーも奮闘⛳「関西オープン」はプロとアマの競演も見ものです

日本最古のオープン競技を誇る本大会は、関西ゴルフ連盟(KGU)の主催。
関西で活躍するアマチュア選手を中心に、より多くにプロの試合を経験してもらう目的で、毎年大きく門戸を開いており、今年も24人が挑戦するが、注目はプロ予備軍の学生ゴルファーだけではない。

滝野カントリー倶楽部所属の@三上陽二郎さんは、兵庫県神戸市の練習場「つるやゴルフセンター三宮ベイ」に勤務する社会人ゴルファー。
4月末の大会アマチュア予選会を8位で突破し、2019年以来2度目の出場資格を得た。

関西学院大学(兵庫県西宮市)のゴルフ部出身で、ベストスコアは64。
開幕前日の練習ラウンドは、2週前の「中日クラウンズ」で4年ぶりの通算4勝目を達成したばかりの浅地洋佑(あさぢ・ようすけ)とのプレーが実現した。


前回覇者=浅地(右)と練習ラウンド中の三上さん



同い年の浅地が、出身の東京から兵庫県に越してきたのを機に親交が深まったといい、「今日も一緒に練習していただいてます」と、恐縮気味だった。

浅地は「本戦でも一緒に回りたいな」と熱望しているが、「緊張しいなんですかね…」とその心情を察し、なかなか本戦でうまく発揮できない三上さんを気にかけ、予選ラウンドで三上さんと同組になったツアー通算2勝の池村寛世(いけむら・ともよ)にも、「よろしくお願いね」と、一緒に頭を下げに行くなど、世話を焼いていた。

前回、2019年の初出場は予選落ちだった三上さん。
「全然、ダメでしたね…」と苦笑していたが、浅地らの練習ラウンドに加わった長谷川祥平(はせがわ・しょうへい)は、「いい球、打ててるよ!」と、三上さんを褒めていた。

プロのお墨付きも力に「ぼちぼち、頑張ります」と、控えめに意気込んだ。


トッププロに見守られながらティショット「いい球、打ってるよ!」

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