同い年の浅地が、出身の東京から兵庫県に越してきたのを機に親交が深まったといい、「今日も一緒に練習していただいてます」と、恐縮気味だった。
浅地は「本戦でも一緒に回りたいな」と熱望しているが、「緊張しいなんですかね…」とその心情を察し、なかなか本戦でうまく発揮できない三上さんを気にかけ、予選ラウンドで三上さんと同組になったツアー通算2勝の池村寛世(いけむら・ともよ)にも、「よろしくお願いね」と、一緒に頭を下げに行くなど、世話を焼いていた。
前回、2019年の初出場は予選落ちだった三上さん。
「全然、ダメでしたね…」と苦笑していたが、浅地らの練習ラウンドに加わった長谷川祥平(はせがわ・しょうへい)は、「いい球、打ててるよ!」と、三上さんを褒めていた。
プロのお墨付きも力に「ぼちぼち、頑張ります」と、控えめに意気込んだ。