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浅地洋佑がインターナショナルシリーズ初制覇「海外で勝つことが夢でした」

浅地洋佑(あさぢ・ようすけ)が、9日に最終日を迎えたインターナショナルシリーズの「マオタイ・シンガポールオープン」で、韓国のワン・ジョンフン(Jeunghun Wang)をプレーオフで破って同シリーズ初制覇。




アジアンツアーとしては、2019年の「アジアパシフィックダイヤモンドカップ」に続く2勝目。

インターナショナルシリーズとしては、一昨年の「インターナショナルシリーズオマーン」で勝った金谷拓実(かなや・たくみ)に次ぐ2人目の日本人覇者となった。

最終日を1打差の4位タイから出た浅地は前半の2番から5連続バーディを奪うなど、怒涛のラッシュ。
一気に首位に躍り出ると、大接戦を繰り広げた後半最後の18番で3メートルのバーディ締め。

5アンダーの「67」で回り、先に通算19アンダーで上って後続最終組のワンを待ち、プレーオフ1ホール目に2打目を池に入れたワンに対して、1.8メートルのバーディを沈めて決着した。

勝利につながる1打として、15番のパーセーブを挙げた浅地。
「本当に嬉しいです。今日はグリーンが読めていた。完璧でした」。

2019年に初優勝を飾った「アジアパシフィックダイヤモンドカップ」はアジアンツアーとの共催だったが、日本開催だった。

「海外で優勝することが夢だった」と、噛み締め「この勝利は非常に大きな意味があります」。

今季日本ツアーでは、5月の「中日クラウンズ」で4年ぶりの通算4勝目を飾り復活を果たすと、アジアンツアーにも活躍場を求めて2週前の「インターナショナルシリーズ・フィリピン」では比嘉一貴(ひが・かずき)と共に2位の成績を残すなど、好調を維持していた。

この1勝で、アジアンツアーのポイントランキングでは5位浮上。またLIVゴルフにつながるインターナショナルシリーズのランキングは2位に浮上した。

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