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ISPS HANDA ガツーンと飛ばせ ツアートーナメント 2021

地元出身のホストプロ。大槻智春が「ガツーン、と一発」先週の雪辱戦

サトシ(右)と久々のラウンドはすごく充実していたけれど©JGTOimages
先週の米ツアーから、新規開催の本トーナメントに会場入りするホストプロの一人。
大槻智春は、開催コースを運営するPGMのサポート契約選手。

しかも、開催地の地元茨城県、神栖市出身。
実家から1時間という会場の美浦ゴルフ倶楽部は、同県出身の額賀辰徳らと一緒にオフもよくラウンドさせていただく。

地の利を生かして「結果で恩返しをしたい」と、意気込む。

先週の日米共催「ZOZOチャンピオンシップ」で一昨年に続く、日本開催での連続出場を果たして、目標の米進出を目指したが、結果は通算1オーバーの35位タイ。

大会に備えて、長尺ドライバーで飛距離アップを狙うなど、準備を重ねて日本ツアーでは今季2位が4回。トップ10なら11回。

だが、いざ先週は「全然、上手くいかなかった…」と、ことのほか消沈していた。

予選2日間は、米1勝で日大同期の小平智と回り、3日目はリッキー・ファウラーと同組となり、最終日は米4勝のベテラン、ライアン・パーマーと一緒になるなど、メンバーには恵まれた4日間だった。

「3日目は、リッキーも上手くいっていなかったなあ…」と、人気者の苦戦を横目にしながら、「でも彼らは、僕らと条件が違う。日本で、アメリカと芝質も違って、時差ぼけもあるわけじゃないですか。僕らは日本で、慣れているはずの環境で、それでも結果が出せなかった。悔しいなあ…」と、嘆息。

「上手くいかなかった…」と、またポツリ。

消化不良の悔しさを、今週のホスト試合にぶつけたい。
ユニークな本大会名を引き合いに「ほんとにガツーンと一発、行きたいな」。
2位はもういらない。
19年シーズンぶりの通算2勝目で思いを晴らす。

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