Tournament article

フジサンケイクラシック 2020

29歳の誕生日も練習。木下稜介が初Vに自信

試合が止まっていたこの8か月間も、好調を維持してきた。シード2年目の木下稜介が、通算4アンダーで首位と2打差の好位置につけた。

「パットがひまひとつだけど、ショットの調子は悪くない。流れがよく、スコアが伸ばせた」。

7月16日に29歳。
20代最後の記念日は、初のメジャーで祝えるはずだった。
今年1月のSMBCシンガポールオープンで、日本人最上位の6位タイに入り、上位4人が得られる全英オープンの出場権を獲得。

本来ならちょうど大会初日が誕生日と重なっており、同い年の松山英樹に現地で「お祝いしてもらう」と、楽しみにしていたが、このコロナ禍で、世界最古のメジャーも延期に。

せっかく獲得した出場権も、無効になるかとヤキモキしたが、主催のR&Aが既得の権利は次年度に持ち越すと発表して安堵した。
「来年の出場に向けて、いい1年に」と、誕生日も地元で練習。
早川怜トレーナーと昨年末から始めた「吐くほどきついトレーニング」も続行。
「だいぶ慣れてきましたけど1カ月前に、また吐きました」。
1月からまた体重が2キロ増え、飛距離も5ヤード伸びた。

一昨年のこの「フジサンケイクラシック」で4位も、最終日に2度の3パットで、初Vを飾った星野陸也と10差もつけられた。
「あのときは悔しくて」。

この日も、後半3番での3パットに2年前の悔恨がよみがえり、「今日、このあと修正して決勝に臨みたい」。
この2日、同組で回ったベテラン、近藤智弘には「自信を持ってプレーすることが大事」といわれた。
コロナ禍で試合ができない間も好調維持につとめてきた。
「調子はいい。自信もある。優勝を目指してやりたい」。
いざ、2年前のリベンジだ。

関連記事