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三井住友VISA太平洋マスターズ 2020

金谷の1日お兄ちゃん。小斉平優和の連覇阻止計画

僕が1日お兄ちゃんです
馴染みのコースだからこそ、いつものようにできない。「前半は、地に足がついていない感じ。球が右に行っていた」と、小斉平優和(こさいひらゆうわ)は、しのぐので精いっぱい。

なんとかオールパーで踏ん張り、後半のアウトコースへ。
2番で手前から、7メートルを沈めた。この日最初のバーディで、いつもの感じが戻ってきた。
「ここのグリーンはピン位置によって、外してはいけないところがある。広い方へ広い方へ打つようにしました」。
御殿場コースのセオリーを、思い返して3つバーディを奪った。

大会主催の太平洋クラブの所属。
先週もここで1週間、キャンプを張った。

期間中は約3キロ先のウエストコースの宿舎から毎朝、走ってコース入り。午前中は広々とした打撃場で練習。ゲストのスタート終了を待って、午後1時頃からラウンドに出る。

コロナ禍でも、そんな贅沢な環境が約束されていながら、いざ本戦では「どんなスコアになるだろう? お世話になっているコースだし、緊張した」という。

それだけに1アンダー、8位タイの初日には、コーススタッフのみなさんも、笑顔で上がりホールに集まってくださり嬉しかった。

今シーズンから、米二部のコーンフェリーツアーに参戦。コロナ禍の隔離もいとわず、特に日本ツアーが再開した9月は行ったり来たりを繰り返してアメリカを横断。
「心も体もたくましくなっていると思います」と、頷く。

昨年のこの大会で、史上4人目のアマVを達成した98年生まれの金谷拓実とは、誕生日が1日違い。
「同級生に先に勝たれて悔しい気持ちがあったので。練習してきました」。
この日も、日が暮れてもまだ、頑固に練習グリーンに居座った。
「自分も勝ちたい」。ホストVで、1日お兄ちゃんの面目躍如ができたら。

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