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長嶋茂雄INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント 2019

第2ラウンドでベストスコアの65。現在、メルセデス1位の星野陸也が目指す「遼さんとV争い」(3日目更新)

24日朝に、日没順延していた第2ラウンドの残りが終了し、石川遼の単独首位が確定した。

第2ラウンドでベストスコアの65を出した星野陸也が石川を懸命に追いかけている。
今年から、賞に新たに大きな冠がついた「メルセデス・ベンツトータルポイントランキング」で現在1位。
平均ストロークやフェアウェイキープ率など、主要9の部門別ランキングをもとに、選手の総合力を算出する同賞の受賞者には今年から「メルセデス・ベンツSクラス」と賞金が贈られることになり、23歳の野望はたちまち上昇。

「今年は1位になりたくて。かなり意識しています」と毎週のように更新されるJGTOのHPの部門別データを逐一チェック。
自身の弱点を解析しているだけに、バーディ1個にとどまった大会初日には蒼白。
「平均パットが落ちてしまう…!」。
今季、レベルアップの課題のひとつに掲げている部門別のひとつなだけに、翌2日目の挽回に気合が入った。

「頑張らなくちゃ」と、スタートから猛攻。
1番で6メートルを沈めると、3番、4番で立て続けにOKバーディ。
前半一気に6つヘコまし、首位を快走する兄貴分の背中を目指した。

ジュニア時代から星野の才能を高く評価して、何かと気にかけてくれるのが石川だ。
「遼さんと優勝争いしたい」と常に目標にしている先輩。
石川が復活Vを飾った日本プロでも共に接戦を演じたが、2打差の敗退。
今度こその思いで追いかけ「(第2ラウンドは)僕が相当いいのかなと思っていたら、遼さんも凄く良くて。僕と同じくらい凄く伸ばしていて(6アンダー)さすがだな、と」。

石川とは5打差。最終日の同組で、戦うにはまだ全然足りない。
「まだまだ自分が伸ばさないと、一緒に回れそうにない。もうひと頑張りしたいなと思います」。
6月の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」に続く今季の2勝目を、さっそく”アニキ”と競い合う。

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