Tournament article

新・飛ばし屋参上! 幡地隆寛が自己ベストの3位タイでブレイク

最終日の2イーグルで、自己ベストの3位タイに入った。当週の月曜日に繰り上げ出場した幡地隆寛(はたぢたかひろ)がチャンスを生かし、直近の10位タイの資格で次週の権利も獲得した。

北の大地で自慢の豪打を生かした。
「OBがなく、多少ラフに入れてもコースの中にあればいいと思える。コースとの相性も良かった」。
最終日は4番のパー4(419ヤード)で、木の下から打った残り120ヤードの2打目をカップイン。
282ヤードの17番パー4では軽々と、ピン3メートルにワンオン成功。下りのフックも逃さなかった。
「今日の3番ホールから、アドレス時の右手のグリップの感覚を変えて。それが合ってくると、とんとんとスコアを伸ばせた感じ」と、2イーグル、5バーディ、2ボギーの65。この日のベストスコアで上昇した。

初日の3番では342ヤードも飛ばした。今週平均は308.68ヤードを記録。一昨年の飛ばし屋1位のチャン・キムを抑えて今季3度目のドライビングディスタンス賞(100万円、日本カルミック提供)も獲得した。

身長188センチに体重は89キロ。
肥満をちょっぴり気にしながら、飛ばしの秘訣は「いっぱい食べることです」。
高校時代は今より20キロ以上も痩せていて「全然飛ばなかった」という。
知人を介して、ジャンボ尾崎をたずねたのもそのころ。
「10日間、合宿させてもらった時に‟おいお前、もっと食べろ”と」とジャンボから受けたのは、大食いのススメ。
それから、食べに食べて仲間と競って茶碗に大盛11杯平らげたこともある。
「特に大学時の食欲はやばかった」。
10代の食べ盛りとも重なり他人もうらやむ今の体が出来上がった。
今週は、きゅうきょ欠場したジャンボの代わりに出場者に滑り込んだ。偶然にもプロ5年目の今年、またジャンボが飛躍のきっかけをくれた。

<幡地隆寛(はたぢたかひろ)>
1993年6月30日生まれ、広島県出身。父親の勧めで10歳から始めたゴルフは、兄姉の中で一番自分が下手だったことが、本気になるきっかけ。ゴルフ部を求めて進んだ隣県の岡山・作陽高校は、7学年下に今話題のシブコさんがいるが、「同じ高校ということは、監督が今回、テレビに出ていて初めて知った」。
東北福祉大では、2つ上に松山英樹がいるがこちらもまた、「僕はあまり交流がなくて…」。
昨季の二部トーナメント「AbemaTVツアー」の賞金ランク14位の資格で今季、本格参戦。もっと痩せていたころは、俳優の要潤さんに似ていると言われたというイケメン。ここから一気にブレイクして、偉大な先輩、後輩にもアピールしたい。

関連記事