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SMBCシンガポールオープン 2018

2日目もサスペンデッド

2日目もまた、午後から雷雲がセントーサに迫った。2アンダーの17位タイから出た石川遼の第2ラウンドは、8番ホールを終えたところで、3日目に持ち越された。

14時20分に石川がスタートしたあたりから、すでに雲行きは怪しかった。
「僕のゴルフみたいに」。
ティショットを左に曲げて、ダブルボギーを打った3番など、自身のプレーと連日波乱含みの競技展開を、冗談交じりに重ねて明るく笑う心の余裕も。

9番でティショットを打ち、フェアウェイを歩き出したところで、中断の合図を聞いた。第2ラウンドもまたサスペンデッドとなり、石川はこの日は半分も進めなかったが「最後が暗くなってしまうので。明日、明るいところで残り10ホールを出来たほうがいい」。
翌20日は早朝7時40分の再開予定も「早めに中断を決めてもらえると、選手の身体にとってはありがたい」と、大会本部の迅速な対応に感謝した。

開幕直前に、発症した右の首から肩甲骨にかけての痛みは「80%くらいまで良くなってきた」と、日に日に明るい兆し。
「ショットにも良い兆しが見えてきて、スイングでも掴んだ部分があった」と、競技はまだ消化不良でも、新選手会長の視界は良好だ。
3日目は28ホールの長丁場となるが「明日も楽しみ。優勝争いがしたい」。
自身初めてのシンガポールでも、人気は絶大。
就任してから最初の実戦。自らのゴルフで盛り上げる。

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