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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2018

石川遼は読み違えながらも大会ベストの4位に

2年ぶりの復活優勝を目指して首位と3打差の5位から出た石川は、通算11アンダーの4位タイに終わった。
史上最速のツアー通算15勝目を逃して「悔しい」と本音を吐露した。

「読み間違え」に苦しんだ1日となった。
前半7、8番では、グリーン上。
「読みが一筋ずれていた」と、チャンスを逃し、後半は今度は14、15、16番で「風の読み違い」。
チャンスにつけきれずに落胆したが、「今までことごとく、跳ね返されてきた」と自認するここ袖ヶ浦で、08年の12位を抜いて、自己ベストの更新だ。

米ツアーからの出直しを誓った昨年末から今年序盤。
「ドライバーで、真っ直ぐの球を打つので必死な時期が非常に長かったが今は、それをベースに集中してマネジメントが出来ている。ある程度ショットがコントロールされていないと出来ないこと」と課題を一段上げた今週は、ティショットで2番アイアンを多用するなど、ますます勝ちにこだわる姿をファンに見せられるまでに回復してきた。

「苦手なコースをどう克服できるかも大事」と、4日間ともに60台を並べて「今までのこのコースでは、一番良い成績」と、兆しは着実に見え始めている。
「少しずつ、1歩ずつだと思いますけど、数字はついてきている。来週は得意コースで、今の自分のゴルフでマネジメントをしていきたい。とても楽しみ」。
次週は、08年大会を制したマイナビABCチャンピオンシップ。
復活の時は近い。

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