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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2018

祝結婚!! 浅地洋佑は妻に苦労をかけたくない

視線の先に奥さまが??
新婚効果だ! 25歳の浅地。最後の9番は、10メートルのバーディトライ。「強すぎた!」と、ボールは一度カップに弾かれ、外したと思った。悔しくて、天を仰いだ次の瞬間、カップに消えた。ピースサインで、喜んだ。
「コースに来るまでは、良いイメージがなかった」。
ここ袖ヶ浦は、「グリーンの傾斜が読みづらい」と昨年は、予選落ちを喫した。
それが、結婚したらたちまち得意コースに変わった?!
「今日は、読みもばっちりとあって。最高じゃないですか? ほぼ100点」と、8月に同い年の智子さんと籍を入れたら、たちまちゴルフも上向きだ。

昨年から悩み続けてきたパターのイップス。
「手が動かない」と長尺を使ったり、色々試してきたけど「もう大丈夫」と、劇的に回復を見せたのも、結婚してから。
夏に、知人が勧めてくれたレッスン書に大きなヒントがあった。米ツアーのパッティングドクターと呼ばれるデイブ・ストックトン氏が著した「無意識のパッティング」はまさに、サブタイトル通りに「30分で劇的に変わるたった一つのコツ」。
「本に書いてある通りにやってみたら、すっと手が上がるようになった。パットを打つのが楽しくなった」と症状の改善が、これまた入籍と重なり、幸せ一杯。

結婚を決意したのはこの夏、ちょうど予選落ちが続いていた絶不調期の頃。「悪い流れを変えたくて・・・」。
生活費を切り詰めて、やりくりしている若妻の姿を見て「1打も無駄に出来ない。ほんと頑張らないといけません」。
責任感が、抑止力に繋がっている。
杉並学院高校2年時のダイヤモンドカップで9位に入り、遼くんの後輩として、一躍名前を売った。
11年にプロ入りして、すぐ翌年には初シード入り。
しかし、さらに翌年にはあっさり手放し、昨年は第二シードで復活するのがやっと。

今季、これまでどうにか賞金1000万円を超えたが「とても、結婚式の費用を工面できる状況ではない」と披露宴は、来年の12月と、だいぶ待ってもらうことに。
現在賞金ランクは59位。
今年のボーダーラインは65位。
シード権の保持は今が、大事な時。
今は、専業主婦で支えてくれるが、結婚前は保育士だった。
「来年、僕の仕事が無くなったら彼女もまた、働かなくちゃ。そうなったら可哀想。稼ぎたいです」。
愛する人のためにも本当に、これから1試合も無駄に出来ない。

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