Tournament article

HONMA TOURWORLD CUP 2017

宮里優作が10バーディを記録

住まいを移して4年目の名古屋。2週連続の地元開催は、「子どもたちにブーブー言われながら出てきた」。先週のトップ杯東海クラシックに続いて、「なんで近いのに泊まるの?!」。
学校や、幼稚園や塾のお見送りや、一緒にお風呂や本の読み聞かせ。
根っからのマイホームパパは、「家にいると色々やってしまう」と、今週も宿を取った。
父さん試合中は「なるべく集中したいんです」と、地元でこそ仕事に専念!!
その甲斐あって、さっそく初日から「粛々と業務をこなしてきました」。
子どもたちにも十分に顔が立つ61は、コース新記録を樹立した。
獲りも獲ったり10バーディは、自身の最多バーディ記録も更新して「凄かった」と、思わず自画自賛。
1個1個の内容は、あまりに多くて「説明するのもめんどくさい。だいたい、入っちゃったというのでいいですか?」と破顔一笑。

前半こそ夏に痛めた右腕が気になり、「フィニッシュがとれない。無理せず軽めに、6割くらいに押さえてなんとかかんとかやっていた」。
それでも14番のチップインを皮切りに、そこからこの日、最初の団子3兄弟を作った。
さらに本調子に戻った後半も合わせて3度の3連続バーディは、ほとんど2〜3メートル内のチャンスを逃さず、7番では6メートルもねじ込み、「ちょっと獲り過ぎ? ペース配分間違えたかな」と、初日から大爆発してなぜか反省。
「でも1アンダーより、10アンダーのほうがいいですよね?」。
それはもちろん、いいに決まってます!!

父さんまた行くのと口をとんがらせていた子どもたちも、やはり名古屋の中日クラウンズと沖縄の日本プロに続いて、再び今季3勝目の地元Vを持って帰ればきっと、納得してくれるはずだ。

関連記事