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ダンロップフェニックストーナメント 2017

ブルックス・ケプカが単独首位に

序盤からボギーが先行して厳しい表情も、終わりにつれて次第に笑みが戻ってきた。
12番で「今日イチひどいショットが出た」と、この日3つめのボギーを打ったあと。
「キャディと今日は9アンダーにして上がろう、と。ひとつ気持ちを切り替えてティに上がった」。
初日もワンオンに成功した332ヤードの13番パー4で、この日もまた、がっちりグリーンをとらえて苦笑いが出た。
「ドライバーでフェアウェイをとらえるのは難しいのに、なぜグリーンには乗るんだろう?」。
自嘲しながら、右手前4メートルのイーグルパットを楽々決めた。

16番でもまた、ティショットをラフに入れたが、「ラフからのショットは慣れてるから」と、技とパワーでここは難なく1メートルのバーディをとっても「今日はいくつかとり逃がしをしているし、やっぱりラフに入れると難しくなる。明日からなんとかフェアウェイキープを心がけたい」。
キャディとの約束通りに通算9アンダーの単独首位にも、気を引き締めた。

昨年、ここでの優勝ビデオはいまでもたまに見直すそうだ。「去年は僕のキャリアの中でもベストのプレーが出来たから。ショットも最高の出来だったので。時々チェックのために、見るんだよ」。
連覇にむけて、週末こそ昨年の焼き直しがカギを握る。

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