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〜全英への道〜 ミズノオープン 2016

片岡大育(かたおかだいすけ)も行くぞ、初の聖地へ!

上とは少し差がついてしまったから、最後のモチベーションはやっぱり、初のメジャー舞台だ。今大会の上位4人にもらえる全英オープンの出場権。

昨年は、前週の関西オープンでツアー初優勝を飾り、開幕戦から翌週の「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」までの“日本予選ランキング”の上位2人に入るためにも、このミズノオープンでは5位内に入らないとと、話していたものだが、あっさりと今大会で予選落ちをしてしまって消えた夢舞台。

今年、再び「チャンスが出てきた」。先週は、師事して8年になる青山充コーチに「リズムが速くなっていたのと、アドレスでハンドダウンになりすぎていたのと」。細かなチェックを受けたおかげで「今はショットにストレスがない状態」。
この日3日目は、3番や5番、7番でピタピタとピンそばにつけた。
「今日はパットも入ってくれた」。
14番は、18ホールの中でも難易度1位のパー3。クリークでどうにか8メートルに乗せた長いバーディトライが決まって「この日1日の流れが良くなった」。18番のパー5も難なくバーディ締めで、通算6アンダーは9位タイに浮上してきた。

「メジャーには行ったことがないので、出てみたい気持ちが強い」と、今年こそ見失わずにリンクスへの道を探る。「明日も、今日くらいのゴルフが出来れば。ピンに打って、チャンスを獲って、良いスコアを目指していくだけです」。その先に、夢の聖地が待っている。

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