2日目も「71」。通算2オーバーで、初日の53位から65位に後退。
松山英樹は、さらに順位を下げたが、ついて歩く人たちの数はいっこうに、減る気配がなかった。

フェアウェイから右の林⇒グリーン奥と渡り歩いて、4打目を寄せきれなかった6番パー5や、ラフからのアプローチをトップして、グリーンの奥まで飛ばした8番のダブルボギーは確かに、痛恨。

1番のティショットでは、さっそく危険を知らせる「フォア！」の掛け声が響いたが、ラフからしっかり左奥のチャンスは作った。
2番では、胸のすくピンそばのバーディ。
3番で、右奥の乗せたバーディパットは外したが、右のラフに曲げた4番では林の中から花道に運ぶ会心ショット。

左バンカーに入れた5番のパー3は、距離を残したパーパットを決めるとどっと歓声が上がった。

「今日こそは、と思ってやったんですが、なかなか思うようにいかずに。苦しいですね」と胸の内を吐露したが、それでもメダリストが髄所に魅せるパワーと高度な技はみごたえたっぷり。

「思うようにいかない。凡ミスを続けてしまい、残念な１日になった」と、首位との差は開くばかりでも、いつふいに牙をむくか。
数々の偉業を知るファンは、だから目が離せない。

「見に来てくれる方もいるので、少しでも多くバーディーを取りたい。今はミスをしているけど、それ以上にバーディーを取っていきたい」。
土日のV字回復を、本人が一番熱望している。

⛳土曜日の中継予定
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ゴルフネットワーク　12時ー16時