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ブリヂストンオープン 2016

ブライソン・デシャンボーが棄権

“ゴルフサイエンティスト”の実力を、披露出来ないままコースを去ることになってしまった。招待選手のデシャンボーが、後半の3番まで行ったところで棄権を申し出た。

もともと、痛みを感じることが多かったという背中の違和感は、今朝の起床の時点であった。
「でも、やれないことはない」とコースに出ていったが、徐々に痛みは強くなった、とやむなくプレーを取りやめることになった。

折り返しの1番ティではちょうどこの日の千葉県北東部を震源地とする、震度4の強い揺れに見舞われよろよろとバランスを崩す姿も。
不安な表情を浮かべながらも、気を取り直して打ったティショットは、右のOBゾーンに消えた。
打ち直しの3打目を今度は左のラフにいれ、そこからまたラフを渡り歩いて、なんと6オン2パット・・・。
その次の2番でもボギーを打って、通算7オーバーまで落ちたところで「ファンのみなさんには良いプレーをお見せできなくて、本当に申し訳ない」。心からの詫びを入れながら、舞台を降りた。

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