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ダンロップ・スリクソン福島オープン 2015

宋永漢 (ソンヨンハン)が初の最終日最終組に

大混戦の3日目に、頭ひとつ抜け出したのは韓国出身の24歳。自身初の最終日最終組を前に、さぞや緊張を・・・・・・!?
「気持ちいいです!!」と、ちっともプレッシャーを感じていない。

この日3日目は大先輩のS・K・ホと初の直接対決にも、「SK先輩はすごく優しい先輩なので」と、スタートから和気藹々と、1番で3メートルのバーディを奪って、波に乗った。

6番で3パットのボギーも、ブレーキにもならず、この日は3日間でもっとも暑かった1日は6番や14番の茶店で前の組が詰まって、選手はみなクーラーに当たって涼む中でも、キャディの岡本史朗さんに「ヨンハンも来なよ」と勧められても、断った。

「いきなり冷やすと、体のコンディションが変わってしまう」と汗で日焼け止めもすっかり落ちてしまったが、それでもじっと暑い中でも外で順番を待つなど、暑いなりの体調管理も周到だった。

「SK先輩は、ウェッジショットと、コースマネジメントが素晴らしい。僕も先輩のように、余裕を持ってプレーする」と再び、その先輩と相まみえる最終日を前に、良い学習も出来た。
韓国でも日本でも、勝てば初V。「今日は1位だけど、上手い選手が下に一杯いるから」と、逃げ切りVのプランを頭に描く。「明日も、7アンダー以上を出したい。24アンダーくらいまでは行きたい。そして25アンダーならたぶん、優勝ですね」。初Vに向けて、目標スコアも定まった。

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