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“哲兄”がいないのは残念だけど・・・片岡大育が最終日最終組に

せっかく、自身3度目の最終日最終組に加わったのに、お目当ての人はいなかった。左肘の故障から、ここ輪厚で1年ぶりの復帰初戦を飾り、2日目まで上位争いをしていた平塚哲二は「頼れるアニキという感じで」。

プロ転向と同時に、門を叩いたアジアンツアーで、すでに平塚が戦っており、それを機に何かと気にかけてもらうようになった。

一見こわもてだが「面倒見がよくて、ゴルフのこともよく知っている。一緒にいて勉強になるし、感謝している」。お酒も、平塚に教わったようなもの。「自分のやりたいことを、純粋に貫く姿勢・・・。平塚さんがいると、その場の空気が変わる。明るくにぎやかになる」。そのオーラに惚れ込んで、慕ってきた。

その帰還を心待ちにしていた。
そしていざ、帰ってくるといきなりV争いをしてしまうその意志の強さに改めて感心しきりで「最終日はぜひ一緒に回りたいという気持ちが強くて。今日は朝からそういう気持ちでやったのが良かった」と、アニキの背中を追いかけて、通算10アンダーは3位タイに浮上した。

先週まで絶不調も「プロアマ戦の水曜日に、夕暮れまで練習場で粘った甲斐もありました」。今季ツアー初優勝を飾った際に取り組んでいたドローボールも今週は修正を加えて、「クラブがインサイドに入り気味だったのを、フェード打ちにしてなおしてほぼまっすぐに近い球筋に」。上昇気流にふわりと乗った。

平塚は14位タイまで順位を下げてしまったのが本当に残念だが、「最終組に入れて良かった」と、臆せずさっそくツアー2勝目を狙っていく。「明日は、ガンガン行きたい」。孔明にも遼にも負けず、26歳もアグレッシブに輪厚を攻める。

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