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悲願達成の後日談を改めて、今・・・!

昨年は、優勝争いに加わった2日目から「日曜日の表彰式でCAさんと記念撮影がしたい」と言い続けてみごとに悲願達成!
満面の“トメちゃんスマイル”で写真におさまった宮本勝昌。大会初制覇を果たして、大満足の最終日には、帰りの飛行機でも憧れのCAさんとの感動秘話があった。

羽田行きの機中で余韻に浸っていた宮本にCAさんが差し出してくれたのは、お祝いのシャンパン。「優勝おめでとうございます」。サプライズの祝杯はもちろん、とっておきのスマイル付き。

「あれは、本当に感動しましたね〜」と、宮本が感心したのは、そのタイミングであった。ちょうど隣のお客さんが席を外した瞬間を見逃さず「ほんとうに、見計らったようにそっと・・・、という感じでね。いや、あの配慮はまさに最高級のおもてなしですよね」と、当時の模様を微細に再現してみせた宮本は、その翌週の会場でもCAさんへの増すばかりの憧憬の念を、語り尽くしたものであった。

そして、そんな宮本にこそ賞賛の声をあげた方がいた。“遼くんパパ”である。石川遼のお父さんの勝美さん。「宮本さんはさすがだ」と、感心しきりだったというそのココロとは・・・。

取材を受けて、CAさんと写真が撮りたいと臆面もなく言った宮本の言動が、各報道機関に取り上げられることで、自ずとCAさんにスポットが当たる。大会主催のANAさんの社名が紙面に踊り、主催者にも必ずや喜んでいただける。
「宮本さんはそこまで考えてコメントしている。素晴らしい」と、勝美さんは仰ったそうである。

これを聞いた宮本は、「うう〜ん・・・」と、しばし思案の苦笑いを浮かべたあとに「・・・ありがとうございます!」。勝美さんには素直に礼を述べつつ、いや、あれは計算ではなく、本当に純粋に僕はCAさんと写真が撮りたかったんですよ〜的なニュアンスを漂わせて周囲を笑わせるなど、翌週にもまたまたCAさんネタで話題を作ってしまった宮本であった。

しかしながら“遼くんパパ”のご指摘も、さもありなんであった。実際に、昨年の最終日の翌日の新聞はどこもお約束の写真を採用しており、CAさんに挟まれて、すっかり相好崩した宮本の優勝シーンは何よりのPR効果であった。
昨年はシーズン最終戦を制したゴルフ日本シリーズJTカップでも、今度はJTさんの缶コーヒーを優勝の小道具に使ってテレビに映り込む配慮を見せるなど、最後の最後まで心憎い演出をしてみせた。
兄弟子の藤田寛之が証言したように「宮本は優勝争いの最中でも、ラウンドしながらインタビューのネタを考えている」。
そのとき旬な話題を周到に練り込んで披露する軽妙トークは、その中に必ず対象物への愛や憧憬の念が盛り込まれており、連覇を狙う今年はまたどんなネタを仕込んできてくれるのか。乞うご期待である。

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