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三井住友VISA太平洋マスターズ 2014

武藤俊憲は、ぜひ日曜にジャンボに良い報告を!

先週にやっとテーピングも取れて、やっと戦う体勢も整ってきた。「まだおっかなびっくりで、2週に一度のリハビリも続けているけど、だいぶよくなってきた」と、この日は前半の11番で、残り262ヤードの2打目をスプーンで左奥3メートルにつけてイーグルを奪うなど、「ボギーを打ってもそのあとに、すぐに取り返して良いリズムを作れたのが良かった」と、5位タイに浮上した。

初日から同じ組で回ったジャンボ尾崎に言われた。
「最近、お前の名前を見ないな」。
武藤が序盤のトーナメントで深刻な捻挫をして、3ヶ月も戦線離脱をしたことを、ジャンボは知らなかったようだが、気にかけてもらっていると分かって、改めて気が引き締まった。

「ラウンド中も、見られているオーラが尋常ではなかった」と常にその鋭い視線を感じていたから、折り返して1番でティショットを打ったあとに、ジャンボが腰痛のため、無念の棄権を申し出た途端に「急に静かになったね」。同組の薗田とうなずき合った。
「ジャンボさんは、そんなに喋りながらやる人ではないけれど。やっぱり、あの存在感は凄まじいものがある」。
首位と3打差で臨む週末は日曜日にぜひ、てっぺんに名前を載せてジャンボのお褒めに預かりたい。

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