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大山GC・JGTOチャレンジ II 2013

谷昭範は痛恨の4罰打

初日を終えた段階で7アンダー首位タイは最終組からのスタートだった。
順調にスコアを伸ばしハーフターン時には10アンダーと単独首位になり盤石の態勢を取る構えでいたが…。

最終ホールを終え、13アンダーでのフィニッシュではあったが、ラウンド中キャディ以外の第三者による乗用カートの運転が明らかになった。乗用カートには谷本人のキャディバッグが積んでおり、これを第三者がフィールド内で運転をするとゴルフ規則6−4(※)の違反に抵触する。
2番と3番の2ホールにそれぞれ2罰打を加え、その結果9アンダー135ストロークは6位タイでのホールアウトとなった。

(ゴルフ規則より抜粋)
※6-4 キャディー
 プレーヤーはキャディーの助けを受けることができるが、どの時点をとってもキャディーは1人だけに限られる。
*規則6-4の違反の罰は
 マッチプレー:違反が発見されたホールを終えた時点でのマッチの状態を、違反があった各ホールについて1ホールずつ差し引いて調整する。ただし、差し引くのは1ラウンドにつき最高2ホールまで。
 ストロークプレー:違反があった各ホールに対し2打。ただし、1ラウンドにつき最高4打まで(違反のあった最初の2ホールに各2打の罰)。
 マッチとストロークプレーに共通:ホールとホールの間で違反が発見されたときは、次のホールのプレー中に違反が発見されたものとみなされ、罰はそれに応じて適用されなければならない。
*規則6-4に違反して複数のキャディーを使用したプレーヤーは、違反を発見次第、以後その正規のラウンドの残りではどの時点をとっても複数のキャディーを使用しないようにしなければならない。そうしなかった場合、プレーヤーは競技失格となる。

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