まさに、世界に門戸を開く最古のオープン競技である。今年の会場のミュアフィールドへと続く道は、今回の日本予選のほかにもさまざまなルートがあり、２００４年から世界６大陸で始まったインターナショナルファイナルクォリファイング、通称「ＩＦＱ」もそのひとつである。

３月に、タイで行われたそのアジア予選を突破した４人はなんと、すべてジャパンゴルフツアーメンバーだった。しかも、全員が初出場。

タイのキラデク・アフィバーンラトと、中国の呉阿順（ゴアジュン）に丸山大輔。
そして、怪物ルーキーは当時はまだアマチュアの立場で狭き門を突破してみせた。
松山英樹も、初めての全英オープン。

しかし２０１１年のマスターズでは、日本人として初のローアマチュアに輝き、今年はやはり、日本予選を突破して挑戦した全米オープンでは10位タイ。
誰よりも、メジャーの経験豊富な21歳が、初めてのリンクスコースでまたどんなニュースを届けてくれるか。

• 松山 英樹
• Ｋ・アフィバーンラト
• 呉 阿順