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〜全英への道〜ミズノオープン 2013

先週覇者も全英への道

先週は、ツアープレーヤーNO.1決定戦を制して、5年シードとWGCの「ブリヂストン招待」の出場権を手にした小平智がさらにもうひとつ、大きな切符を手に入れそうな勢いだ。3月のジャパンゴルフツアーアジアシリーズの第1戦「タイランドオープン」から始まった全英オープンの日本予選ランキング(※)。
計7試合の獲得賞金を足した上位2人に、与えられる“全英切符”。
現在、実質の賞金ランキングは松山英樹が文句なしのダントツ1位だが、松山は3月にタイで行われた全英オープンのアジア予選を突破して、すでに有資格だから、権利がそのまま繰り下がってくる。
つまり、目下“1位”は賞金ランキング2位の小平ということになる。
小平にとって、初のメジャーが目前だ。

米ツアーへの参戦が目標という小平。
加えて世界最高峰のメジャー戦にもチャンスが出てきて、目の色が変わる。大親友で、同い年の薗田俊輔も、すでに彼の地を踏んでいることも発奮材料に、「ぜひ行ってみたい。自分がどこまで通用するか、見てみたい。僕も経験を増やしたい」と、その気だ。

小平の次には、ランク3位に韓国の金亨成、4位に塚田好宣、5位に松村道央が続く。
また、日本予選ランキングのほかにも、全英への道はあって、“最終戦”にあたる今週の「ミズノオープン」の上位4人にも、その権利が与えられる。
日本予選ランキングでは圏外でも、別にそんなチャンスもある。

そのほか、すでに有資格のジャパンゴルフツアーメンバーは、昨年の日本ツアーの賞金ランキング上位2人の藤田寛之と谷口徹や、昨年の日本オープンの覇者の久保谷健一。
タイのタワン・ウィラチャンは、昨年のアジアンツアーの賞金王の資格で出場。
松山と同じアジア予選で権利を獲得した選手に、タイのキラデク・アフィバーンラトと丸山大輔、中国の呉阿順(ゴアジュン)らがいる。

(※)全英オープン日本予選ランキングはこちらから!!

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