Tournament article

ダンロップフェニックストーナメント 2013

松山英樹は7打差の7位タイに

ここ宮崎で史上最速の賞金王を決めるのには少し、難しくなった。15番で165ヤードの2打目を8番アイアンでピンそば10センチにつけるスーパーショットを見せるなど、「アイアンに関しては、だいぶ戻ってきているとは思うんですけど」。パットが入らない。「いい感じで打てたのが、入らなかったり蹴られたり」。最後の18番も、左のバンカーから3メートルに寄せたバーディパットが蹴られた。この日最後のチャンスも逃して「ちょっとストレスがたまる感じ」と、さすがの怪物ルーキーも、フェニックスの高速グリーンに手を焼いている。

「ラインの読みは、当たったり、当たらなかったり。それがゴルフなので仕方のないことなんですけど。それにしても外れ過ぎなので」と本人もあきれ顔で苦笑い。「少しどうにかしないといけないんですけど、どうにかなっていないので、明日良くなることを期待しています」。ホールアウト後も、辺りが薄暗くなるまで練習グリーンで、頭をひねり続けていた。

首位のルークとは7打差。ルークと2打差の単独2位には、逆転の賞金王を狙う金亨成(キムヒョンソン)。この状況にのんびりはしていられない。「明日は、8アンダーくらいは必要。頑張ります」と最終日の難コースで果敢に大量アンダーを狙っていく。

関連記事