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東建ホームメイトカップ 2013

こちらもベテラン! I・J・ジャンが4位タイ浮上

今年40歳は、いま活躍めざましい韓国勢の中では最年長のベテラン。「もうオジサンですよ」と、同い年のS・K・ホと揃って笑うが、そのバイタリティーは、若手にも負けない。

昨年は、中日クラウンズでのツアー2勝目に勢い付いて、米ツアーのQスクールに挑戦。
アメリカは、ゴルフを始めたころからの目標で、結婚してアメリカに住まいを構えたのも、その夢を捨てきれなかったからだ。

しかし残念ながら、レギュラーツアーの出場権は逃した。
そのかわりに二部ツアーのウェブドットコムツアーに活路を求めて、このオフはすでにコロラドと、チリと、ルイジアナで3試合をこなしてきた。

「日本では、チャレンジトーナメントに匹敵するツアーだけれど、レベルは相当高い」と、大いに刺激を受けて、「チリでは6位に入った」と、自信をつけて日本に舞い戻った。

日本ツアーの空き週を利用しながら、米ツアーのシード入りを目指す。
同時に、日本ツアーのシード権にもこだわる。

このオフは、日本がどれだけ転戦するのに便利な国かを痛感した。
アメリカは移動するだけでも、一苦労でさすがのアラフォーにも堪える。
そういう意味でも「日本は大好きだし、いつまでも日本ツアーで頑張りたい」。

そのためにも、ツアー3勝目は必須だが「優勝は、神のみぞ知る」と、じたばたしない。
「きっと、神様はこの中で誰を勝たせようか、もう決めていると思う」。
そう思えば、先のことで頭を悩ませても無駄に思えてくる、とジャンは言う。
「とにかく、目の前のことをやり遂げるだけ。それしか、僕には出来ないから」と、達観している。

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