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ダンロップ・スリクソン福島オープン 2016

韓国のI・J・ジャンがホールインワン達成に湯本小のみんなに感謝

最終日の“キッズエスコート”でスタート前に子どもたちと手をつないだプロは、いわゆる表街道のアウトコースから出ていった選手たちだが、裏街道のインから出ていった中にも、子どもたちと感動の再会を果たした選手がいた。

17日の日曜日に行われた「スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ 全国大会」の当日に配られたパンフレットを見ながら、ドリームチームの面々の目が釘付けになった。
各参加校の紹介ページの「好きなプロ」の欄に、埋め尽くされた一人の選手の名前。「なんだよ、全員ジャンさんだって。凄いね!」と感心した。今大会の地元、福島県の天栄村立湯本小学校は、韓国出身のI・J・ジャンが昨年春に訪れ一緒にスナッグゴルフを楽しんだ学校でもあったのだ。
「どうりで」と、みなの納得もさることながら、さらに羨ましいのが今年もまた、子どもたちが最終日に改めて会場に足を運んで、韓国語で「頑張れ、ジャンさん」と書いたプラカードを作って、この日はインコースから出たジャンの応援に駆けつけてくれたこと。

同じ組の矢野東に冷やかされて照れながらも、子どもたちのもとに駆け寄り小さな手を握りしめたジャン。
「頑張ってきます!」と張り切って、出ていくなり快挙達成だ。

8番アイアンを持った17番ホールで、ツアーでは自身3回目のホールインワンを記録して、アポロメディカルホールディングス提供の賞金100万円をゲットした。「今朝はスタートで、みんなに力をもらったおかげです」とジャン。改めて、また懐かしい顔に会いたくなった。「機会があれば、また湯本小学校にも行きたいです」。
(みずき、元気・・・・・・?!)

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